はじめに
インターネットでの情報収集が当たり前の時代になりました。医院・クリニックといった医療機関も例外ではありません。すでに50%以上の患者さまがインターネットを活用し医療機関の情報を収集しているという統計があります。
もちろん世代によって差はありますが、インターネットを活用している世代が高齢化すれば更に割合が増加するであろうことは予想するに難くありません。まず信用面で考えるならば、すでに「ホームページを運営していることが当たり前」の時代であると言ったとしても過言ではありません。
新規にご開業となればホームページ制作会社からアプローチがあると思いますし、ホームページをすでに運営されていても「検索結果を上位に表示(SEO)しませんか?」といったアプローチを受けたご経験がおありではないでしょうか。新規立ち上げの場合も、検索エンジンの上位表示をからめたアプローチが一番多いと考えられます。
そういったアプローチを受けた時に先生はどのようにお考えになられますでしょうか?
- 今のところホームページの作成予定はない。
- 趣味もかねているのでホームページは自作で満足している。
- それなりに費用もかけているので現状のホームページで満足している。
- 確かにその通りだと思うが…。
- あまりに高額過ぎる。
- とりあえず自分で情報収集をする。
などなど。その時はおそらく上記のような理由でお断りなられたこともおありでしょう。
しかし、一方でほとんどの先生がホームページの必要性や検索エンジンの上位に表示させることの重要さは認識されているのではないでしょうか?
広告媒体としてのホームページ活用に必要な要素
ホームページの重要さを認識される一番の理由は、やはり広告媒体としてのホームページ活用を「インターネットでの情報収集が当たり前の時代」では無視することができないからであると思います。
ホームページを広告として活用した場合、看板やタウンページ広告など物理的な媒体と同じく「より目立つ」方が効果的です。
しかし、ホームページにはそれに加え「よりわかりやすい」という要素も重要になります。
「よりわかりやすい」という観点では看板やタウンページ広告の場合は大きさや色使いであると思いますので「より目立つ」と同義かもしれません。しかし、ホームページでは「わかりやすさ」の意味合いが違ってきます。
検索エンジンの表示結果で「目立つ」ホームページに必要な「土台の強さ」
まず、ホームページの「目立つ」という要素からお話いたします。
ホームページの場合「目立つ」とは、「検索結果の上位表示(SEO)」であるとことは言うまでもありません。
もちろん、ホームページを広告媒体として活用している業種は医療関係だけではありません。商用ホームページの類であればどの業種もSEOを意識しています。
もはやSEOという言葉はインターネット関連業でのみ語られる専門用語ではありません。
少し時間を割いて、SEOをインターネットで調べると様々な手法が紹介されています。ここまで一般的になれば、「誰でもできる」そして「古い」手法はSEO業者にとってのテクニックにはなりません。しかし自作のホームページを運営されている先生にとっては、おそらく大切な情報源でしょう。確かに、すでに一般的な手法でも十分効果はあります。
しかし一般的に手法が浸透してしまえば、それが基準になります。そうなりますと、一歩抜き出て上位に表示されるためには他の要素での差別化が必要になります。
差別化と申し上げましたが、結局はどれだけ変化に対応できるかです。新しい流行が生まれても、それが長く使える手法かどうかはわかりません。
何事も基本に忠実に、そして土台が強ければ変化という揺れに対応することができます。実世界の建物に置き換えても「揺れに対応できる強い土台」の重要性は同じではないでしょうか。
詳しくは"「土台の強さ」でSEO の手法変化に対応"をご覧ください。 »
見てもらえる「わかりやすい」ホームページに必要な「利用しやすさ」「情報の新しさ」
続いて「わかりやすい」という要素のお話です。
ホームページにとって「目立つ」という要素が看板やタウンページ広告などと同じである理由は、医院・クリニックの存在を告知するという役割だからです。
しかし、看板やタウンページ広告を見た後の行動は「実際に行く」「電話をかけてまず話しを聞く」になりますが、検索エンジンの上位に表示された後の行動は間違いなく「クリックしてホームページを閲覧する」になります。
よって、ホームページの場合「わかりやすい」とは、検索エンジンの上位に表示させた(目立たせた)後、クリックしてから実際のホームページを閲覧した時の「わかりやすさ」です。
例えばお店にぶらりと入り、少し商品を見ただけで店を出てしまう、といったご経験はおありではないでしょうか?
ホームページに置き換えると、「上位表示に成功はしたが一度クリックされただけで、すぐ別のホームページに移動する」といった感じでしょうか。平たく言いますと、「ただ上位に表示させて、クリックさせるだけではあまり意味がない」ということです。
「お店にぶらりと入り~」といった例をあげましたが、実はホームページの捉え方も実世界の建物とそれほど変わりはありません。医院・クリニックの内装に動線を考慮した設計が必要なように、ホームページにも動線を考慮したレイアウトが必要です。
詳しくは"「利用しやすさ」を意識したレイアウトデザイン"をご覧ください。 »
そして、ホームページの作成が完了すれば運営がスタートします。医院・クリニックのご開業後と同じく、ホームページは作成した後の方が大事になります。
ホームページの運営には作成段階での「土台の強さ」「利用しやすさ」に加え、「情報の新しさ」が重要になります。
やはり、情報の更新が滞っているホームページはいずれ閲覧者の足が遠のいていきますし、はじめてホームページを訪れた患者さまにとっては活気がない不透明な印象を与えてしまい、信用といった面でマイナスに働く可能性もあります。
例えば、いつも同じ商品が陳列されている・ほこりがかぶった商品が置いている活気がないお店でモノを買う気にはならないと思います。
医院・クリニックにおいても清掃は必要ですし、医療機器のメンテナンスも必要、待合室に置かれた雑誌も一度買えば終わり、といったことはないはずです。
ホームページの更新作業を上記に置き換えれば、「情報の新しさ」の重要性をおわかりいただけると思います。
詳しくは"「情報の新しさ」を重視した保守管理"をご覧ください。 »
医院.ささえる.ws とは
おわかりいただけましたでしょうか?ホームページとは患者さまにとって医院・クリニックのイメージそのもの、言わば貴医院の仮想医院なのです。
第一印象であるホームページが利用しやすく親切であれば、間違いなく実際のクリニックも利用しやすく親切であるとイメージします。ホームページの情報が新鮮で手入れが行き届いていれば、実際のクリニックも盛業であるとイメージし、医療の質の信用へとつながります。
だからこそ、ホームページを活用するには先生にとっても「ホームページは医院・クリニックのイメージそのもの」でなくてはならないのです。
先にお話いたしました「SEOの差別化」といった理由からも、ホームページは仮想医院であるとの考え方があてはまります。なぜなら、ホームページも建物と共通して「揺れ(変化)に強い土台」をもつことが重要だからです。
医院.ささえる.ws は、ホームページの作成・活用においても重要な
- 検索エンジンの表示結果で"目立つ"ホームページに必要な「土台の強さ」
- 患者さまに見てもらえる"わかりやすい"ホームページに必要な「利用しやすさ」「情報の新しさ」
を内包したSEO や集患効果の差別化にすぐれたホームページを制作いたします。